クレジットカードの還元率とは?その計算方法など

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一般的にクレジットカードには利用額に応じてポイントが付くポイントプログラムが用意されています。ポイントを貯めることでさまざまな商品や他社ポイント等と交換することができたりします。これが還元と言われるものです。

クレジットカードを選ぶ際には還元率で比較して選ぶという方もおられると思います。高ければお得なのは分かりますが、そもそも還元率とは何でどの様に計算すればよいか紹介したいと思います。

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クレジットカードの還元率とは?

クレジットカードの還元率とは、カード利用で貯めたポイントをあるアイテムに交換・利用した際に、カード利用額に対して何円相当の還元であるかを示す値で「%」で表されます。

ポイント還元率と言われる事もあり、利用額に対して何円相当のポイントが獲得できるかを表しており、還元率で比較することでどのクレジットカードがお得かを判断する一つの材料となります。

※ カタログ商品の場合はその商品の価値を算出しにくいので還元率は計算が難しくあまり使われません。

還元率は一定ではない

クレジットカードの還元率は一定ではありません。還元率は2つの要素で決まります。

  • 利用額に対して付与されるポイント数(付与レート)
  • 交換の際に何ポイント必要か(交換レート)

これら2つの要素でクレジットカードの還元率が分かるようになっています。

ただ、クレジットカードは特定の利用でポイントが通常より多く付与される場合があります。また、ポイントを交換する際のレートもアイテムによって異なる場合がありますので、還元率は一定ではありません。

例えば1P=5円相当の他社ポイントと交換する場合に、1,000円で1P貯まるお店で付与されたポイントと、1,000円で3P貯まるお店で付与されたポイントを交換する場合。

  • 1,000円で1Pの場合0.5%の還元率
  • 1,000円で3Pの場合1.5%の還元率

また、1,000円で1P付与されたポイントを、1P=3円相当の他社ポイントと交換する場合と1P=5円相当の他社ポイントと交換する場合。

  • 1P=3円相当の場合0.3%の還元率
  • 1P=5円相当の場合0.5%の還元率

この様に、還元率は同じクレジットカードでも付与レートや交換レートによって違ってきます。

還元率は高い方がお得

単純に考えると還元率は高い方がお得です。還元率0.5%と1%では倍の違いがあります。

  • 還元率0.5%で20万円の利用:1,000円相当の還元
  • 還元率1%で20万円の利用:2,000円相当の還元
  • 還元率1.5%で20万円の利用:3,000円相当の還元

還元率の計算方法

還元率がどれくらいあるかクレジットカード会社のサイトに記載されている場合もありますが、大抵の場合いちいち交換アイテム毎に還元率が記載されている事はありませんので、自分で計算する必要があります。

還元率の計算では、何円で何ポイント付与され、交換したいアイテムの交換レートがどれくらいかが分かれば還元率を求める事ができます。これらはカード会社のサイトから調べる事ができます。

計算式:付与率 × 交換レート × 100 = 還元率(%)

付与率は、例えば200円で1Pなら1÷200=0.005という計算になります。1,000円で1P付与されるなら1÷1,000=0.001となります。これに1Pの交換レートを掛けて更にパーセントに変換するため100を掛けると還元率が計算できます。

例えば、

  • 100円で1P、1P=1円相当なら:還元率は1%
  • 200円で1P、1P=1円相当なら:還元率は0.5%
  • 1,000円で1P、1P=5円相当なら:還元率は0.5%
  • 1,000円で3P、1P=5円相当なら:還元率は1.5%

という風に還元率の計算をすることができます。

ともかくまずは、何円で何ポイント付与されるのかを調べ、それを逆にして割ります。100円で1Pなら1÷100、200円で1Pなら1÷200という感じです。次に1Pで何円相当で交換できるのかを調べ、それを掛けます。1P=1円相当なら1、1P=5円相当なら5を掛けます。後は100を掛けてパーセントに変換する感じです。

還元率の目安

標準的な還元率は0.5%程度

クレジットカードの標準的な還元率は0.5%程度とされています。これよりも低いとあまりお得ではありません。還元率0.5%は、1,000円利用して5円相当の還元があるという事になります。

例えば、三井住友カードで通常通りのポイント付与で電子マネーiDに充当できるiDバリューと交換した場合の還元率は0.5%です。また、JCB一般カードでの通常利用でnanacoポイントに交換した場合の還元率も0.5%です。

1%を超えると還元率は高い

還元率が高いと言えるのは還元率が1%以上あれば高いです。これは1,000円利用して10円相当の還元があるという事になります。

例えば先程のJCB一般カードでセブンイレブンで利用すると特約店なのでポイントが通常の3倍付与されます。1,000円利用で3P付与されnanacoポイントと交換すると還元率は1.5%となります。

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特定の利用で付与率が上がる場合は還元率が高くなる

還元率の計算では付与率が高ければ還元率も当然ながら高くなります。通常利用では1,000円で1Pしか付与されないカードでも特定の利用で付与率がアップする場合があります。

  • カード会社のオンラインモール経由での決済
  • 提携する特約店での決済

例えばクレジットカード会社によってはオンラインモールがある場合もあり、ここを経由してネットショッピングをすると通常よりも多くポイントがもらえます。また、カード会社と提携する特約店での利用でポイントが通常よりも多くもらえる事もあります。

還元率が通常は0.5%しかない場合でも、こういったポイントが多くもらえる場合は還元率も高くなります。

還元率でクレジットカードを選ぶ際の注意店

確かに高還元なクレジットカードの方が単純にお得ではありますが注意点もあります。

自分の利用環境に合っている?

高還元率と言われるクレジットカードでも、自分の利用環境に合っていなければ必ずしも高還元率とはなりません。

例えば大丸松坂屋カードは、大丸・松坂屋での利用で100円で5P貯まり、さらに貯まったポイントを大丸・松坂屋で購入時に支払充当すると1P=1円相当で充当できます。この場合の還元率はなんと5%となり相当高いです。

普段の買い物は、大丸・松坂屋を利用されている方にはお得ですが、利用しない方は持っていてもあまり意味がありません。

やはり高還元も大切ですが、自分の利用環境に合ったクレジットカード選びも大切です。

ポイントの有効期限に注意

一般的にクレジットカードには有効期限が設定されています。だいたい2年というのが多いですが、高還元のクレジットカードの中には有効期限が1年というものもあります。また、楽天カードのように、通常ポイント以外で一部を期間限定ポイントとして40日に設定しているものもあります。

有効期限が切れてしまえばいくら高還元を謳うクレジットカードでも還元率は0です。選ぶ際にはそのクレジットカードのポイントの有効期限にも注意が必要です。

支払方法によって還元率がアップする場合

例えば、三井住友VISAカードのマイ・ペイすリボに登録しリボ払い手数料が発生するとその利用分のポイントが2倍となります。一見お得にも思えますがリボ払い手数料は返済期間が長くなるほど手数料がかかります。

※ 三井住友カードのマイ・ペイすリボは厳密にはフレックス払いと呼ばれる支払方法です。

2倍のポイント付与があっても手数料でそれ以上に支払うことにもなりますので注意が必要です。

単純にリボ払いやリボ払い専用カードも注意が必要です。この場合もリボ払い手数料に注意しなければ、還元以上に手数料を支払うことになる場合があります。

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