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クレジットカードを作りすぎたら整理をするのがベスト。その方法や残すカードの基準など

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クレジットカードを作りすぎたら整理をするのがベスト。その方法や残すカードの基準など

いつの間にかクレジットカードが何枚もあるという事はありませんか?お得な入会特典や入会キャンペーンでついつい作ってしまったり、お店の人にお得だからと勧められて作ったり、気付けばいくつもカードがあるという人も多いと思います。

クレジットカードは多いほどデメリットも増えてきますので、そんな時は利用環境に合わせて増えすぎたクレジットカードを整理するのがベストです。

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クレジットカードを何枚も持っているとデメリットも多い

クレジットカードを何枚も持っていると、様々な独自の優待や特典を受けることができるメリットもありますが、保有枚数が多い事によるデメリットも多くなってきます。

ポイントが分散し貯まりにくい事もある

クレジットカードは利用額に応じてポイントが貯まる仕組みになっています。貯まったポイントは様々な還元を受ける事ができます。

これはクレジットカードを利用するメリットの一つでもある訳ですが、何枚もクレジットカードを持っていても、実際使っているカードは1枚か2枚というような場合は特に問題は有りませんが、何枚ものクレジットカードを使い分けているとポイントが分散してカード1枚のポイントが貯まりにくいという事が起きます。

ポイントには有効期限や最低交換単位が決まっている

最近の一部クレジットカードでは1Pからポイント交換が可能なものもありますが、基本的には500Pや1,000Pからなどカード会社のポイントプログラムによって交換可能な単位が決まっています。また、ポイントには有効期限が存在する場合があります。

使っているクレジットカードの枚数が少なければポイントはある程度集中して貯まりますが、何枚も使い分けてポイントが分散しているとそれぞれのポイント管理も面倒になりますし、ポイントが貯まりにくければ最低交換枚数に達せずに有効期限が到来してポイントが失効するといった事もありえます。

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支払日がバラバラで忘れると大変

クレジットカードの支払日はカード会社によって異なります。もちろん一緒の場合であれば忘れる事は有りませんが、全部のカードの支払日が違うとそれだけでも大変です。それぞれの支払日を覚えておき、カード利用代金の引落口座にその分の残高が必要です。

万が一、支払日を失念してしまい支払が遅れてしまうと信用情報にネガティブな情報が登録されてしまいます。

紛失や盗難、不正使用のリスクが高まる

クレジットカードを持っていると、紛失してしまったり盗難被害に遭ってしまう可能性があります。クレジットカードの枚数が多いとその分、紛失や盗難のリスクが高まります。

何枚もクレジットカードを財布の中に入れて持ち歩いていると、財布を落とした時や盗難被害に遭った場合大変ですし、家にしまっていても普段持ち歩かないとどこにしまったのか忘れてしまう可能性もあります。

また、それと合わせて不正使用のリスクもクレジットカードが多いと高くなってしまいます。紛失や盗難が原因の場合もあれば、オンラインでのカード情報の流出といった場合もあります。

さらにクレジットカードが多いと不正使用の被害に気付くのが遅れてしまう可能性も高くなってしまいます。基本的に不正使用の被害は補償されますが、発見が遅いと損害が補償されない場合もあります。

年会費が負担になる場合もある

クレジットカードには年会費無料のものもあれば、年会費が発生するものもあります。カードを何枚持っていても全てのクレジットカードが年会費無料であれば年会費の負担は有りませんが、中には初年度年会費無料で翌年以降から年会費が発生するクレジットカードや、キャンペーンで初年度だけ無料というものもあります。

そういった年会費の発生するクレジットカードを何枚も持っていたり、年会費が発生するカードを全く使っていなければ負担ですしもったいないです。

また、年会費が発生するクレジットカードにポイントが集中して貯まれば年会費をペイする事も可能ですが、分散して貯まっていると年会費もペイできない可能性もあります。

審査への影響

基本的にクレジットカードは何枚でも発行は可能で、特に法律で枚数が規制されているという事は有りません。ですので、表面的にみればクレジットカードを何枚持っていても、新たにクレジットカード等の審査へ影響はしません。

ただ、年収など属性と保有枚数によっては審査で影響する可能性もゼロではありません。全てのカードの枠の合計が年収を大幅に超える場合、万が一の際に貸倒れが発生する可能性も考えられますので場合によっては持ちすぎていると審査で見送られる可能性があります。

ショッピング枠の割賦枠やお金を借りるキャッシング枠が多いと審査に通らないという話もありますが、使っていなければ考慮されない場合もあります。

例えば割賦枠なら支払可能見込額の調査が義務付けられており、年収から生活維持費と年間請求予定額を引いた額といった計算式があります。ただ、年間請求予定額は信用情報に登録されている実際の利用状況が参考にされており、分割払いなどを使っていなければ0となります。

また、貸金業法では総量規制がありますが、こちらも年収の3分の1を超える貸付を行ってはならないだけで、枠自体は設定しても法律的には問題はありません。

郵便物やメールが増える場合も

クレジットカードが多いと、カード会社からの郵便物やメールが増えて面倒な事になる可能性があります。流石に郵送物は料金もかかるのである程度重要なものしか送られてきませんが、メールに関してはカード会社によっては系列サービスやお得な情報といった広告類が毎日何件も届き気付けば受信メールが広告だらけといった事もあります。

最悪の場合、重要なメールが埋もれてしまい見逃してしまうというような事も起こりえます。

メールに関しては配信の停止などを設定すればある程度は減らす事ができるので、カード毎に設定をすれば良いですが、カード会社によっては系列のサイトへ行って配信の停止手続きをしなければならなかったりと面倒な場合もあります。

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クレジットカードを整理し残すカードの基準

クレジットカードが好きで何枚も持っているという方ならそれで良いのですが、そうで無いならある程度クレジットカードは整理して2~3枚に絞った方が良いと思います。その方がポイントが集中して貯まり、管理の負担や様々なリスクを軽減させる事ができます。

  • 還元率の高いクレジットカード
  • 年会費が無料のクレジットカード
  • 年会費はかかるけど付帯サービスを利用しているカード

還元率の高いクレジットカード

まず残しておきたいクレジットカードとしては、ポイント還元率が高いクレジットカードです。クレジットカードのメリットの一つにポイントが貯まる事があげられますが、これを交換する際の還元率が高いカードほどお得です。

一般的に還元率は0.5%程度が普通と言われています。還元率が1.0%や1.5%あると高還元と言われるようになります。

クレジットカード名 還元率の目安
三井住友VISAクラシックカード 0.3~1.5%
Orico Card THE POINT 1.0~2.0%
楽天カード 0.5~3.0%
エポスカード 0.25~2.5%

自分の利用環境に合ったアイテムや他社ポイント等への還元率が高いクレジットカードを利用していれば、それだけリターンもありますので何枚も分散してポイントを貯めるよりも還元率が高いカードに貯めた方がお得になります。

還元率についてはややこしい部分もあります。何円で何ポイント貯まり、交換するアイテムのレートによっても変わってきますので、一概にこのカードは還元率が何%とは言えない場合があります。

キャンペーンなどで通常よりも多くポイントが貯まれば還元率も変わりますし、商品券や他社ポイント移行など交換先のレートによっても全然違ってきますので注意が必要です。

年会費が無料のクレジットカード

次に年会費無料のクレジットカードは、年会費の負担が無く特定のお店等でポイントがより多く貯まったり、優待や特典などが用意されているものが多いです。下手に年会費が発生するクレジットカードよりも普段使いでは便利でお得になります。ポイント獲得で年会費をペイできるかなんて考える必要もありません。

ただ、年会費無料のクレジットカードは国内・海外旅行傷害保険やショッピング保険などは年会費が発生するクレジットカードと比較すると弱い部分ではありますので、旅行や出張などが多いという方など利用環境によっては合わない場合もあります。

年会費はかかるけど付帯サービスを利用しているカード

年会費は発生していても、クレジットカードに付帯しているサービスを利用している場合や利便性などに満足している場合は別に整理する必要はありません。例えば旅行や出張が多い場合には旅行傷害保険が付帯していた方が怪我の際にはより安心できます。

また、ゴールドカードなどに付帯している空港ラウンジサービスやプライオリティ・パスがお得に付いているものもあり、そういった特典を利用しているという場合には残しておいて問題ないです。

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クレジットカードを整理し解約するカードの基準

何枚もクレジットカードを持っている場合で、基本的に解約した方が良いクレジットカードは、年会費が発生しているクレジットカードの中でも、機能やサービス・特典を活かしきれていないカードや利用環境やポイント還元率が低く利用頻度の少ないカードです。

  • 高い年会費を払っているのに付帯サービスを使っていないカード
  • 年会費が発生するのに利用環境に合わない、ポイント還元率が低く使っていないカード

高い年会費を払っているのに付帯サービスを使っていないカード

年会費が高いゴールドカードなど上位クラスのクレジットカードは、ポイント還元率は別に高い訳ではありませんが、国内・海外旅行傷害保険やショッピング保険の内容が一般カードよりも充実していたり、空港ラウンジ、空港手荷物サービス、予約サービスなど様々な優待や特典サービスが付帯又は利用が可能です。

しかし、これらのサービスを使っていないと言うような場合にはより年会費の安い一般カードや年会費無料のクレジットカードにする方が、余計な年会費が不要又は抑える事ができます。

充実した付帯サービスなどを利用しないのであれば年会費無料で高還元のクレジットカードを使っている方が、様々なサービスが付帯したクレジットカードよりもお得で実用的です。

年会費が発生するのに利用環境に合わない、ポイント還元率が低く使っていないカード

以前の生活環境で利用していたけれども、今は環境が変わりあまり利用しなくなったというクレジットカードや、ポイント還元率が低く使っていないと言うようなクレジットカードは整理する対象です。

年会費が無料のクレジットカードであれば、別に維持する為の負担はありませんし特に気になりませんが、年会費が毎年かかるのに使っていないのはもったいないだけです。

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クレジットカードを整理し解約する場合の注意点など

何枚もあるクレジットカードを整理して不要なカードを解約する場合には注意点もいくつかあります。

作って半年~1年も経たずに解約しない方がよい

もし、作ったばかりのクレジットカードがあるのなら、そのカードはしばらくは保有していた方が良いと言われています。入会し短期間で解約してしまうと、入会特典を目当てとしていたと判断される可能性があるからのようです。

半年以上などある程度してからであればさほど問題とはされないかも知れませんが、1~2ヶ月も経たないうちに解約してしまうと、そのカード会社でブラック扱いされる可能性もあります。1回くらいでは問題とならないかも知れませんが、何回かそういう短期間での解約をしている場合には注意が必要です。

他にも、信用情報には6ヶ月程度申込み情報が残り、契約情報も契約期間中や契約終了後5年程度残っていますので、入会し短期間で解約したという事もカード会社は把握が可能ですので注意が必要です。

解約前にポイント交換などを済ませておく

クレジットカードを整理して解約するカードを決めた場合に、そのカードにポイントなどが残っていないか、交換できないかなどを確認しておく必要があります。

少しでも交換できるポイントが残っているのなら、解約する前に交換手続きをしてアイテムと交換しておいた方がポイントが無駄にならずにお得です。解約してからでは交換はできなくなるので注意が必要です。

もし、交換できるポイント数に足りない場合は残念ながら諦めるしかありません。

継続的な支払いに利用している場合は変更が必要

解約するクレジットカードで、月額費用の支払いなどに利用しているクレジットカードなら、支払いするクレジットカードを変更手続きしておく必要があります。そうしなければカード決済ができずに継続払いしているサービスが停止してしまう事になります。必ず新しいクレジットカードに変更してから不要なカードを解約するようにしましょう。

利用残高がある場合に解約しても問題は無いが不便になる場合も

1回払いの利用残高であっても、分割払いやリボ払いの利用残高であっても解約しても今通りの支払方法で支払う形になります。ただ、分割払いやリボ払いが残っている場合には支払いが終わるまで解約はしない方が良いこともあります。

例えば、解約してしまうとWEB会員サービスなどが利用できなくなります。WEB利用明細書も当然利用できなくなるので毎月郵送で送られてくる事になります。こうなってくると不便と思える場合もありますので注意が必要です。

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