分割払いはクレジットカードの支払方法の一つで、1回払いとは異なりいくつかの回数の中から希望する支払回数を指定し支払いできる方法です。大型家電はじめ高額商品など経済的に一度では支払いが難しい場合や、家計を圧迫する場合などに便利です。
ここでは分割払いについてその仕組みや手数料の話、お得な分割払いの活用法など詳しく紹介したいと思います。
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目次
クレジットカードの分割払いとは?
分割払いはその名の通り支払いを何回かに分けて行うクレジットカードの支払方法の一つです。
- 1回払いは次の支払日に全額支払う
- 分割払いは指定回数に分けて支払っていく
例えば30万円の商品を6回払いで購入した場合、1回の支払いは5万円となりそれを6回繰り返し支払って行きます。
分割払いのやり方
分割払いで支払いをしたい場合は、加盟店にて支払いの際にクレジットカードを提示し「分割払いで」と伝えます。そして分割する回数を伝えるとお店側が分割払いで決済をしてくれますので、後は伝票にサインをして完了です。やり方としてはとても簡単です。
クレジットカードの分割払いは、「包括方式の信用購入あっせん」なので入会時や有効期限の更新の際に審査が行われていますので、分割払いの申込書への記載なども必要ありません。
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分割払いのメリット
- 何回かに分けるので1回の支払額を抑えられる
- リボ払いよりかは手数料が安い
- 万が一の際には抗弁権を行使できる
分割払いのメリットとしては、やはり支払いを分けるので1回の支払額を抑えられるので高額商品の購入に向いています。どうしても必要だけれども1回払いでは家計が厳しいという場合などに便利です。
他にも、リボ払いよりも金利は低く設定されていますので分割払いの方がリボ払いと比較して手数料的にはお得です。また、分割払いはリボ払いとは異なり何に対しての支払いかはっきりと分かります。
分割払いのデメリット
- 分割払いは手数料が発生する
分割払いをすると回数に応じた手数料が必要となります。メリットでも紹介しましたがリボ払いよりかは金利は低いですが、それでも1回払いなら手数料は発生しませんので、結果として1回払いより手数料分多く支払う必要があります。
例えば、10万円の商品を購入した場合のあるカード会社での1回払いと分割払いの最終的な支払総額の違いの例です。
1回払い | 100,000円 |
分割払い(10回) | 106,700円 |
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分割払いが利用できない場合もある
分割払いはどの加盟店でも必ずできる支払方法ではありません。お店によっては支払いは1回払いのみというお店も沢山あります。特に小額商品など分割する意味があまり無い商品などは分割払いできません。また、商品の特性や性質上、分割払いを断っているお店もあります。
また、クレジットカード会社によっては支払方法に分割払いが無い場合もあります。例えばセゾンカードのクレディセゾンには分割払いがありません。1回払い、2回払い、リボ払い、ボーナス一括・2回払のみとなっています。
クレジットカードの分割払いはクレジットカード会社の支払方法の一つで、VISAやMasterCardなど国際ブランドは関係していません。VISAブランドの分割払いがお得というような事は無く、カード会社によって多少の違いがあるだけです。
海外では分割払いは利用できない
また、分割払いは国内利用での支払サービスとなっており、海外でのクレジットカード利用では1回払いのみとなっています。そもそも海外では分割払いという概念がありません。
ですので、英語で分割払いは何と言うか覚える必要も無く、分割払いやリボ払いなど支払方法を聞かれる事もまずありません。
海外利用で分割払いにしたい場合は、後から分割払いに支払方法を変更する事で対応は可能です。
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分割払いの指定回数について
分割払いの回数については、クレジットカード会社があらかじめ用意した回数の中から自分の好きな回数を指定する形になります。各クレジットカード会社で分割回数は確認できますが、多いのは以下の9種類から選択する形になります。
- 3回、5回、6回、10回、12回、15回、18回、20回、24回
三井住友カードやジェーシービー、三菱UFJニコスなど、多くのクレジットカード会社は上記9種類の回数の中から希望する回数を選択する形になります。セディナはこれよりも2つ多い30・36回、イオンカードなら最大60回まで分割払いが可能です。
他にも、エポスカードは3~36回の範囲で自由に指定できます。
また、分割払いは必ずどの加盟店でもできるという訳ではありません。加盟店によっては指定できない回数がある場合もあります。
※ そもそも分割払いが無いクレジットカード会社もあります。例えばクレディセゾンでは2回払いやボーナス一括・2回払い、リボ払いはありますが、3回以上の分割払いはありません。
分割払いの利用可能枠
2010年の割賦販売法改正に伴い、カード会社では包括支払可能見込額の調査と、その額を超えない範囲で割賦枠(包括方式の信用購入あっせん)の限度額の設定が義務付けられるようになりました。
従って、総利用可能枠の中に分割払いなど割賦利用の限度額が別途設定されています。
上の画像の例では、総利用可能枠が80万円あり、翌月支払う1回払いの場合は80万円の枠がありますが、分割払いは50万円となっています。いくら総利用可能枠に達していなかっても、分割払いの枠の50万円を超えると分割払いは利用できなくなります。
逆に分割払いの枠の範囲内であれば重複して分割払いで商品を購入することは問題ありません。
※ 1回は包括方式の信用購入あっせんには該当しません。該当するのは、分割払い・ボーナス払い・リボ払いとなります。
分割払いの利用可能枠の決まり方
分割払いなど包括方式の信用購入あっせんの利用可能枠は、支払可能見込額に経済産業大臣が定める割合(90%)を乗じた額を超えない範囲で決まります。
計算式としては以下のような形になります。
- 包括支払可能見込額 × 0.9 ≧ 分割払いなどの利用可能枠
例えば、支払可能見込額が100万円なら分割払いなどの利用可能枠は0~90万円の範囲内でクレジットカード会社が設定します。上限は90万円でこれを超えて設定される事はありません。
また、支払可能見込額の計算方法は以下の通り決まっています。
- 包括支払可能見込額 = 年収 - 生活維持費 - 年間請求予定額
年収 | 基本的に申告した年収 (カード会社は、勤務先や年齢、勤続年数からある程度把握できます) |
生活維持費 | 法令に基づき、同一生計人数と居住携帯によって算出される額 |
年間請求予定額 | CICなど指定信用情報機関に各クレジット会社などが登録する年間請求予定額を元に決まります(1回払いは除く) |
基本となる生活維持費については、経済産業省で以下のように公表されています。
同一生計人数 | 1人 | 2人 | 3人 | 4人以上 |
居住費負担なし (住宅所有ローンなし、 住宅不所有借賃払なし) |
90万円 | 136万円 | 169万円 | 200万円 |
居住費負担あり (住宅所有ローンあり、 住宅不所有借賃払あり) |
116万円 | 177万円 | 209万円 | 240万円 |
※ 同一生計人数や居住負担の有無が分からない場合は、最大の240万円で算定されます。
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クレジットカードの分割払いにかかる手数料
クレジットカードの分割払いは、信用を元にした支払方法で2ヶ月以上にわたる回数分をクレジットカード会社に立替えてもらっている状態です。従ってキャッシングで発生する利息のように分割払いの場合は手数料が発生します。
手数料は各クレジットカード会社がそれぞれ設定しており、クレジットカードのクラス(一般カード・ゴールドカード・プラチナなど)によっても手数料が異なる場合があります。
分割手数料の計算方法
分割手数料については各クレジットカード会社の分割払いのページに記載されています。分割払いがいくらかかるのかはそのページを見て計算すると大体の額がわかるようになっています。
計算方法は簡単で回数に応じた100円当たりの分割払い手数料、いわゆるアドオン率というものが円換算で掲載されていると思います。それを元に手数料を計算できます。一応金利が実質年率でも合わせて紹介されています。
【例】80,000円を10回の分割払いで支払う場合、アドオン率が6.70%だった場合
80,000円×(6.70円÷100円)=5,360円
5,360円が手数料となり、85,360円が支払い総額となります。ここから10回に分割して支払うので、
85,360円÷10回=8,536円
8,536円が、1回当たりの支払額となりそれを10回支払う事になります。
※ 各社分割払いのページでは実質年率もきちっと表記されています。たいていの場合、12~15%の間で設定されています。
※ 実質年率から分割払い手数料の計算は非常に面倒で複雑ですので、アドオン率(100円当たりの手数料額)が合わせて記載されています。一部割賦係数で表示されている場合もあります。
分割手数料と分割回数の関係
分割払い手数料は、分割回数が多いほどクレジットカード会社に立替払いをしてもらっている期間が長いので実質年率は高くなっていくように設定されています。
尚、エポスカードは分割回数を3~36回の範囲で好きな回数を指定出来ますが、実質年率はどの回数でも一番高い年率で固定となっています。(他社のように回数が少ないと手数料率が低くなる事はない)
分割払いのシミュレーション
一部のクレジットカード会社では、分割払いのシミュレーションができるページが用意されていますので、実際に計算してどれくらいの手数料や支払いになるのか簡単な計算ができるようになっています。
※ シミュレーションはあくまでも目安です。実際の支払額とは誤差が生じる場合があります。
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分割払いでもポイントは貯まる
クレジットカードの魅力の一つにポイントサービスがあります。利用額に応じてポイントが貯まる仕組みですが、分割払いでももちろんポイントがきちっと貯まります。
分割払いのポイント付与のタイミング
通常1回払いなら支払月にその分のポイントが付与されます。分割払いの場合も一般的には初回の支払月に一括して付与される仕組みになっています。分割して支払っていますが、ポイントは最初の支払月で付与されるのでポイントの先取りのような形になります。
後から分割払いに変更することも可能
クレジットカード会社によっては、1回払いで購入した商品を後から分割払いに変更する事ができるサービスを提供している場合があります。どうしても予定外の出費があり、1回での支払いが困難になった時に便利です。
但し、変更申込みの期限があり支払日の何日前までにといった指定があります。この期限を過ぎると後から分割払いに変更する事ができなくなりますので注意が必要です。
三井住友カード | あとから分割 (税込5万円以上の1回払い、2回払い、ボーナス一括払いを分割払いへ変更可能) |
三菱UFJニコス | あとde分 (1回払い、ボーナス一括払いを分割払いへ変更可能) |
ジェーシービー (JCB) |
ショッピング利用後分割払い (1回払い、2回払い*、ボーナス一括払いを分割払いへ変更可能) |
セディナ | あとから分割 (国内1回払いを分割払いへ変更可能) |
クレジットカード会社によっては、後から分割は利用できず後からリボ払いへの変更に対応しているクレジットカード会社もあります。(イオンカードやオリコカードなど)
レジで分割払いできなくても後から分割にする事も可能
このようにクレジットカード会社によっては後から分割にできる場合もありますので、レジでは1回払いしかできないと言われた場合でも、その場では1回払いで決済して、後からカード会社へ連絡等して分割払いへ変更する事も可能です。
※ 小額決済や商品によってはカード会社側に分割払いを断られる場合もあります。
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分割払いは途中で繰上げ返済できる
はじめに分割払いで決済をして支払いを何回かしていて、途中でお金に余裕ができた場合などは残りの回数分を繰り上げ返済することも可能です。これは早期完済と呼ばれる方法です。
分割払いの繰上げ返済のメリット
分割払いの繰上げ返済をするメリットはいくつかあります。
- 手数料を少なくできる(清算される)
一般的には繰上げ返済を行うと手数料の再計算が行われ払い戻しがあります。この際に戻ってくる手数料は78分法と呼ばれる方法で算出されて戻ってきます。但し、クレジットカード会社によっては早期完済の為の事務処理手数料を取られる場合があります。
※ 途中支払の遅れがあった場合など契約不履行の場合には早期完済を利用できません。
※ 繰上げ返済は、残金を全て一括で支払う形になります。
分割払いの繰上げ返済の手続きや事務処理手数料はクレジットカード会社によって異なりますのでそれぞれの窓口で確認してから行う必要があります。
分割払いとリボ払いの違いは?
分割払いもリボ払いも1回で支払いをしないので似ていると思われるかも知れませんがそれぞれ違いがあります。
- 分割払いは商品代金を指定回数で割った額を毎回支払う
- リボ払いは回数に関係なく毎月の支払額を指定する
分割払いは支払回数によって支払期間が変化しますが、リボ払いの場合は毎月の支払額によって支払期間が変化します。
- 一般的に手数料はリボ払いの方が高め
- 手数料は分割払いは商品個別にかかり、リボ払いは利用残高全体にかかる
さらに、分割払いは分割回数が少ないほど手数料の実質年率は低く設定されており、分割回数が多いほど手数料は高くなります。一方で、リボ払いの手数料は支払額などに関係なく固定されています。
例えばあるカード会社の分割払いの実質年率は12~15%と幅があり、リボ払いは15%と固定になっています。
また、分割払いの場合1つの商品に対して分割払い手数料が発生しますが、リボ払いは利用残高全体に手数料がかかってきます。1万円、3万円、5万円の3つの商品を購入した場合。
分割払いは、それぞれ個別に分割回数に応じて手数料が異なります。一方リボ払いの場合、3つの合計の9万円に対して手数料がかかります。分割回数にもよりますが、一般的には分割払いの方が手数料は安く抑える事が可能です。
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1回払いか分割払いどちらがお得?
クレジットカードの支払方法で1回払いか分割払いのどちらがお得かというと1回払いの方が手数料は発生しませんのでお得といえます。1回払いできるならそちらを利用しておいた方が良いでしょう。
後は支払の負担だけがポイントとなってきます。分割払いのメリットとしては、一度の支払いでは家計が厳しくなる場合や余裕が無くなる場合に有効です。
30万円のマッサージチェアを購入した場合、1回払いなら次の支払日に30万円支払う必要があります。A社のクレジットカードの分割払いで10回払いにした場合、総支払額は320,100円となります。
しかし、1回の支払額は32,010円となり負担は大幅に減ります。20,100円という手数料を本来よりも多めに支払う必要はありますが、この手数料は高いと感じるか安いと感じるかでお得かどうかは変わってきますしその人の家計によっても感じ方は違います。
分割払いは万が一の際に抗弁権を行使できる
万が一の際には、分割払いの方がお得な場合もあります。それが抗弁権(こうべんけん)です。
抗弁権は、割賦販売法で認められているクレジットカード会社からの請求を一時的に拒否する事ができる権利です。
抗弁権が役立つ例として、とある商品やサービスをクレジットカード払いにした場合で、商品に欠陥があった場合や詐欺被害、会社が倒産し商品やサービスの提供を受けられなくなった場合などに使えます。(むやみに使えるものではありません)
しかし、この抗弁権は割賦販売法で認められており、1回払いはその法の対象外となっていますので、1回払いで購入した場合は抗弁権は使えません。
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分割払いの疑問や豆知識など
最後に分割払いに関する疑問や豆知識などを紹介したいと思います。お時間があるときなどに参考に見ていただければと思います。
クレジットカードの分割払いの仕組み
分割払いの仕組みは、カード会員が加盟店で商品を購入する際にクレジットカードを提示して分割払いの回数を指定します。加盟店は分割払いの手続きをして商品をカード会員に引渡しします。
加盟店はカード会員が分割払いをしても、カード会社からは1回払いで商品代金を受け取る事ができるようになっています。そして、カード会社が指定回数に分けてカード会員へ代金の請求を手数料を加えてします。
- カード会員はカードを提示し分割払いを伝え商品を受取り、指定回数に分けてカード会社へ手数料を加えて支払う
- 加盟店は分割払いの手続きをし、カード会員へ商品を引渡しカード会社から加盟店手数料を引いて一括で代金を受け取る
- カード会社は、加盟店へ代金を一括で立替払いし、カード会員から指定回数に分けて手数料を加算し代金を請求する
分割払いは割賦販売の包括方式の信用購入あっせんに該当
分割払いは、いわゆる割賦販売(かっぷはんばい)と呼ばれるもので、その中でも「信用購入あっせん (包括方式の信用購入あっせん)」に該当します。これらは割賦販売法という法律で定められています。
包括方式の信用購入あっせんは、クレジットカード会社がカード会員に代わって加盟店へ代金を全額支払い、カード会員は2ヶ月(3回以上)を超えてカード会社へ支払うものを言います。
信用購入あっせんには個別方式と包括方式の2種類があり、クレジットカードは包括方式(カード方式)に該当します。
信用購入あっせんの方式 | 内容 |
---|---|
個別方式 | 商品毎に申込書から手続きをし、契約締結するもので、その都度その人の信用調査を行い分割払いの可否を判断しています。 |
包括方式 (カード方式) |
クレジットカード発行時などに審査(信用調査や支払可能見込額の算出)を行い、割賦取引利用可能枠を設定しその範囲内で分割購入ができる。 |
この様に、包括方式であるクレジットカードは分割払いをする際に、利用可能枠の範囲内で有れば毎回信用情報調査や審査などもなく分割払いができるようになっています。
一方の個別方式は、クレジットカード以外で支払う車やバイク・携帯電話の分割払いなどが該当します。
主なクレジットカード会社の分割回数
参考として主なクレジットカード会社で選択可能な分割回数を紹介します。
クレジットカード会社 | 分割回数 |
---|---|
三井住友カード 三菱UFJニコス ジェーシービー(JCB) アメリカン・エキスプレス オリコカード dカード |
3、5、6、10、12、15、18、20、24回 |
セディナ 楽天カード |
3、5、6、10、12、15、18、20、24、30、36回 |
イオンカード | 3、5、6、10、12、15、18、20、24、30、36、42、48.60回 |
ジャックス | 3、6、10、15、20回 |
エポスカード | 3~36回で任意で指定可能(但し、手数料は固定) |
Yahoo!JJAPANカード | 3、5、6、10、12、15、18、20、24、30、36、48回 |
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分割払いができる最低金額や最高金額はある?
分割払いができる最高金額は、残っている分割払いの利用可能枠が最高金額となりそれが上限となります。これはカード会員によって異なります。
一方分割払いできる最低金額は一般的には数千円から可能です。数百円のものは分割払いの決済はできません。また、あまりにも金額が低すぎる場合には加盟店側から分割払いを断られるかの性もあります。
この辺はお店側の判断によりますので、カード会員側がどうこうできる問題ではありません。
分割払いで領収書は発行してもらえる?
分割払いであっても1回払いであっても加盟店からクレジットカード払いで商品を購入した場合、領収書の発行はしてもらえません。現金払いなら現金を受取っているので発行してもらえますが、クレジットカード払いは立替払いですので店側はお金をその場で受取っていません。
また、加盟店側が商品代金を受け取るのはカード会員から直接ではなく、クレジットカード会社から受取ります。従って基本的にお店側はカード払いでは領収書は発行することはありません。
その代わりお店側はクレジットカード利用明細の控えを渡してもらえます。クレジットカードでいくら決済したか日付や店舗名、金額などがしっかりと印字されています。
これが領収書代わりとなりますし、さらにクレジットカード会社が発行する利用明細と合わせて支払いを証明することができます。
分割払いをしようとするとエラーになる
分割払いには、利用可能枠が決まっているのは上の方で紹介しましたが、この限度額を超えると分割払いをしてもエラーとなって決済できません。
総利用可能枠と分割払いの枠は別に設定されており、利用可能枠が回復していない場合などにこういったエラーに遭遇します。これは支払日に口座から引落しされて枠が回復するのを待つ他ありません。
分割払いが残っている場合にカードを解約となった場合
分割払いの途中で有効期限切れで更新されなかったり、カードを解約となった場合でも分割払いは継続して行われます。カードが解約となっても、カード会社に立替えてもらっている状態なので支払いは続ける必要があります。
尚、長期の支払い遅延で無い限り解約となっても分割払いの分を全てまとめて一括で支払う必要はなく、そのままの回数の分割払いが継続されますので心配は要りません。
※ 希望すれば一括返済も可能です。