クレジットカードの分割払いとリボ払いはどちらがお得?

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クレジットカードの支払方法には、分割払いやリボ払いといった1回では支払うのが厳しい場合に、1回の支払額を抑える事ができる支払方法があります。どちらも信用を元にしてクレジットカード会社からお金を借りているような形になるので手数料が発生します。

では分割払いとリボ払いではどちらがお得なのかそれぞれ一長一短なので、特徴などを比較してみたいと思います。

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分割払いとリボ払いの手数料を比較

初めに分割払いとリボ払いの手数料について比較してみたいと思います。どちらも分割払い手数料、リボ払い手数料が必要となります。

  • 分割払いは回数によって手数料の実質年率が変わる
  • 一般的に分割払いよりもリボ払いの方が手数料の実質年率が高い
  • 分割払い手数料は各商品個別にかかり、リボ払いは利用残高全体にかかる

まず分割払いの場合、手数料の実質年率は回数によって違います。例えば12~15%といった感じに分割回数が少ない方が実質年率が低く設定され、逆に分割回数が多くなるほど実質年率が高く設定されている場合が多いです。

一方のリボ払いの場合は手数料の実質年率は15%程度で固定されている場合がほとんどです。

項目 分割払い手数料
(実質年率)
リボ払い手数料
(実質年率)
A社 12~14.75% 15%
B社 10.05~12.42% 15%
C社 12.2~15% 15%
D社 12.25~15% 15%
E社 15% 15%

この他にも、分割払いの場合は各商品に個別に手数料がかかります。従って各商品の分割回数が異なればそれぞれ手数料も異なります。一方のリボ払いの場合は、何個商品を購入しても利用残高全体に対して手数料がかかる仕組みになっています。

クレジットカードの2回払いも分割払いではありますが、一般的に2回払いは手数料が発生しない場合がほとんどです。

実際の数字で比較

5万円の利用で比較

例えば5万円の利用で分割払いとリボ払いの比較をしてみます。リボ払いは毎月5千円で設定しプラス手数料が毎月の支払いとなります。

項目 手数料総額
(実質年率)
支払総額
分割払い
(10回)
3,223円
(14.25%)
53,223円
分割払い
(24回)
7,920円
(14.75%)
57,920円
リボ払い
(毎月5千円)
3,352円
(15%)
53,352円

5万円を24回払いすることはあまりないと思いますが、金額が少なければ分割払いもリボ払いもそこまで大きな差があるわけではありません。

20万円の利用で比較

次に20万円の利用で同じ条件で比較してみます。

項目 手数料総額
(実質年率)
支払総額
分割払い
(10回)
12,907円
(14.25%)
212,907円
分割払い
(24回)
32,710円
(14.75%)
231,710円
リボ払い
(毎月5千円)
50,946円
(15%)
250,946円
リボ払い
(毎月1万円)
25,949円 225,949円

金額が大きくなると、やはりリボ払いよりも分割払いの方が手数料的にはお得になります。もちろんリボ払いも毎月の支払い設定額を上げれば、分割払いとそこまで大きな差は有りません。

カード会社によって分割払い、リボ払い手数料は異なりますので必ずこの数字になる訳では有りませんので注意が必要です。

毎月の支払いで比較

次に分割払いとリボ払いの毎月の支払いについて比較してみたいと思います。

  • 分割払いは各商品代金を指定回数で割った額を毎月支払う
  • リボ払いは回数や購入件数に関係なく一定額を支払う

どちらも1回の支払額を抑える事ができますが、リボ払いは利用件数に関わらず利用残高から毎月一定額を支払うのに対し、分割払いの場合は利用件数分の支払いが必要なので、分割で購入する商品が多くなるほど毎月の支払額はリボ払いよりも分割払いの方が大きくなります。

また、分割払いは分割回数が少ないほど当然ながら1回の支払額は多くなります。

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その他の違い

その他の違いとしては、分割払いは個々の商品を分割して支払いをするので、今どの商品の支払いがどれだけ残っているのか把握することができます。

一方のリボ払いは、利用額全体に対して一定の金額を支払っていくので個別の商品の支払いという概念が無く、どの商品の支払いが残っているかなどが分かりません。

また、リボ払いは毎月の支払いが一定なのでついつい使いすぎてしまう可能性も出てしまい、いつの間にか残高が膨れ上がっていたと言うような事もあります。

総合的に考えると分割払いの方がお得な場合が多いが…

手数料的にみると金額や回数などの要素によって変わってきますが、一般的には分割払いの方がリボ払いよりも手数料が低く支払利息は少なくて済む傾向にあります。

もちろんリボ払いも繰り上げ返済を行えば、残高が早く減りますので手数料の支払いを少なくさせることも出来ます。ただ、結局は支払額がその分増えるのでリボ払いの毎月の支払額を抑えるというメリットも薄れてしまいます。

  • 分割払いは回数が少ない程、毎月の支払額は多くなり、手数料は少なくて済む
  • 分割払いは回数が多い程、毎月の支払額は少なくなり、手数料は多くなる
  • リボ払いは毎月の支払額が多い程、返済が早まり、手数料は少なくて済む
  • リボ払いは毎月の支払額が少ない程、返済が長くなり、手数料は多くなる
  • 分割回数が多い場合、リボ払いで毎月多く返済している方が手数料が少なくて済む

この様に分割払いもリボ払いもそれぞれ特徴があるので、家計の状況などによって分割払いかリボ払いを上手く選択するすることがポイントとなります。

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